2008年08月20日
∟ 学業と部活の話、今後の相撲部について


学業と部活の話、今後の相撲部について
編 : 練習の中でモットーにしている事は?
満留久摩先生 : 部員の皆が、「相撲は楽しい」と思ってもらえたら良いなと思います。相撲って、反復練習が多いです。バスケットの様に「シュートが決まった」という様な瞬発的な楽しさとは違って、対戦しているときはぶつかり合いますから痛いですし、誰も助けてくれない。自分で、痛くても辛くても、痛いと思う方へいくと意外と勝てるんだという事を、実際に分かってもらえると良いなと思います。楽をして勝とうとすると、大体負けることが多いと思います。それが、生き方にも繋がるのではないかなと思います。
私は、みんなに「どろくさい相撲を取りなさい」と言っています。自分自身、華麗な相撲ではなく、実直な相撲ですので。みんな、綺麗に勝ちたがりますし、楽に勝とうとか、それはそう思いたくなるのもわかります。それでも、苦労しても、身になる、力になる相撲を取りなさいと教えています。
編 : 「四股踏み」や「すり足」練習等、地道な基礎練習が大切ですね。
満留久摩先生 : そうですね。まさにそうです。でも、でも、そういう基礎練習が大切だと、高校生のうちでは、まだみんな分からないかもしれません。自分自身もそうでしたが、基本練習が大事だとわかるのは、20年後位とかかもしれません。今は、投げて勝ちたいとか思うことの方が多いと思います。でも、相撲の基本は「押し」です。その練習がどれだけ役に立つかというのは、もっと後に成ってからなんですよね。
編 : 学業と部活の両立については皆さんいかがでしょうか。
満留久摩先生 : みんな、部活も勉強も両方かなり頑張っていると思います。でも、どうしても、相撲の方に、気持ちの比重が多くなってしまうかもしれません。
でも、もし、補講などで時間を取られてしまうと、相撲の稽古が出来なくなるという影響も出てしまうと思いますから、必然的に勉強を頑張るんでしょうね。
編 : ここ最近で相撲に興味をもつ人の数に変動は有りますか?
満留久摩先生 : 今は、子供が興味を持つスポーツが他にも沢山有りますので、正直、一番に相撲をやりたいと思う人は少ないと思います。でも、取り上げ方によっては、力士の風貌自体に見応えが有りますし、一度、近くで実際に見ると、興味を持たれる人も増えると思います。力士が目の前に居るだけで絵になりますからね。
編 : 今後の部の目標をお聞かせ下さい。
満留久摩先生 : インターハイと国体には出続けたいです。団体戦で出られるのが一番良いですが、個人だけでももちろん嬉しいです。あと、インターハイでの入賞ですね。ベスト8以上にはいきたいです。都立の教師ですから、いつまでこちらに赴任していられるかはわかりませんので、私が居られる間に。優勝や表彰台に上がるというのも、もちろん波に乗ればあり得ますけど、先ずは入賞はさせてあげたいです。
もうひとつは、毎年一人以上は、初めて相撲をやる子を入部させたい、相撲をやる子を増やしたいということですね。経験者だけでは、全体数を増やす事にはなりませんからね。
あと、マネージャーも募集しています!もちろん、男女とも大丈夫です。私は、生活指導をしていることと、体育の教師なので、どうしてもその役割上、生徒からは厳しく写ってしまうらしいのですが、そんな事は実はないんですが、なかなか女子マネージャーに応募して下さる生徒が少ないのが悩みです。
編 : 先生のお話を伺っていると、先生はすごく優しいと思いますが……
満留久摩先生 : そういう面を、自分から学校では、なかなか見せられないんですよね。
編 : 最後に相撲部のPRをどうぞ
満留久摩先生 : 相撲は実際にやってみるとすごく面白いですし、誰でもすぐに出来るスポーツです。極端な話、今すぐにでもまわしを着けてやってみようといえば、できるものです。ルールも単純明快です。でも、その中で、色々な選択肢があって面白いんです。投げ技だったり、寄りだったり、突き手だったり。自分の体に合わせて色々な動きが出来る事が良いです。そんな風に、原始的ではありますが、すごく面白いので、遊びのつもりでやってみて欲しいと思います。
女子の皆さんも、練習風景を見るだけでも楽しいと思いますから、是非見に来てみてください。
編 : 今日はどうもありがとうございました。
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