2008年08月20日
■ 都立・足立新田高等学校 相撲部


東京都立高校で初めて相撲のインターハイ出場を果たし、躍進を続ける都立足立新田高校。平成20年度東京都高等学校相撲選手権大会(インターハイ予選)で、念願の団体戦でのインターハイ(7月29日(火)~31日(木)、埼玉県秩父市文化体育センター)出場を決め、個人戦でも橋本良介君が見事3位に入賞し、同じくインターハイへと駒を進めました。また、2004年3月卒業生の一人、元主将・成田篤君は佐渡ヶ嶽部屋に入門するなど、それぞれの部員が活躍を続ける足立新田高校の相撲部に密着取材しました。
(取材・文/石渡素子 写真/小山基彰)
都立足立新田高校 相撲部はこんな部です!!
編 : 都立足立新田高校のエピソードを教えて下さい。
満留久摩先生 : 平成13年の7月に創設して、今年で8年目になります。
私は埼玉大学の教育学部を卒業し、都立の教員に成りました。私自身が小学校2年生の頃から文教地区(東京)の道場で相撲をずっとやっていましたので、都立の高校でも相撲部があれば良いなとは考えていました。
でも、生徒が居なければ始まりませんから、自分が定年するまでに創設できるチャンスがあれば良いなと考えてはいたんです。
たまたま、その頃、平成12年の冬くらいに、都立で相撲をやりたいという子がいました。相撲連盟さんに相談されたんだと思います。当時都立で相撲部は無いと言われたそうです。実際有りませんでしたから。ただ、もし都立に行きたいのであれば、私の居る高校に行ってみた方が、色々と相談にも乗ってもらえるだろうしということでした。私の所に相談にきました。ただ、創設もされていませんから、何の保障も有りませんので、確実に出来るのは私立の相撲部だとアドバイスをしました。
それでも、その生徒は、都立に行く事を強く希望していましたので、それならば、私がいるここの高校を受けてみてはと言いました。そして、受験してくれて合格し、入学してくれたんです。
そこで、私は校長に相談してみました。相撲が好きな子が入って来たと。校長はすごく理解のある方でした。ならば、設備等も準備しようと言う事になったのです。そんな風に、トントン拍子で、周りの人々にも恵まれました。
そして、その生徒一人と、他に数名の助っ人も居て、大会にも出ました。最初は、上手くいかず、ぼろ負けだったのですが、大会に出ると、体の大きな選手ばかりで勝てる訳無いんですけど、
「負けて悔しい、もっと強くなりたい」という風に思う様になったんです。
そして、その1期生が3年生の時に、東京都で3位に入賞し、都立で初めてインターハイに出場する事が出来たんです。その辺りから本格的に成って来まして、相撲をやっている中学生達も、うちの高校を選んでくれる様になったんです。
それから、全国大会はずっと出ています。インターハイは4年連続出場になります。過去3年間は個人戦参戦だけだったんですが、今年は、個人戦にあわせて、団体戦でも出場する事になりました。
団体で出場する事が目標でしたので念願叶ったという所です。もちろん、インターハイに最初に出た個人戦も都立で初めてですし、今回の団体戦出場も都立で初めてです。
国体も同じで、4年連続出場です。また、体重別の全国ジュニア大会で去年3位になった生徒もいます。
国体も全国大会もインターハイも常連になってきた感じです。
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