2010年02月01日
∟ 部活は楽しく! - 岡田卓也選手からの部活アドバイス

2. 部活は楽しく! - 岡田卓也選手からの部活アドバイス
編 : バスケが大好きな岡田選手ですが、部活を辞めたいと思ったことはありましたか。
岡田卓也選手 : 大人になってからは一度だけバスケを辞めたいなと思ったことはありますが、中高生の頃は自分がもっと上手くなると思っていたので辞めたいと思ったことは無かったですね。
編 : バスケットボールは団体スポーツですが、様々な価値観(目標・目的)を持った部員と一緒に、一つのチームとして向上していくコツはありますか。
岡田卓也選手 : 監督の考えと選手の考えにギャップがあったり、選手同士の考え方にギャップがあったりすると、チームとして絶対にまとまらないです。地区大会一回戦負けのチームがいきなりインターハイに出場するのは目標が高すぎるけど、3回戦まで勝ち進もうとか現実味のある目標設定をして、チームとしてそれに向かっていくことがベストだと思います。僕が所属していた高校のバスケ部は常にインターハイを目標にしているチームだったので、その考え方(目標)に合わない部員は辞めていきました。でも僕自身の部活に対する考えとしては、「楽しく」が一番だと思っているので、まずはチームメイト同士で話し合う事が大切ですね。
編 : 僕自身も当初、部活のあり方として、様々な価値観があって良いと思っていたのですが、リアルに部活のコーチをして感じたことは、勝利を目指していない部活(チーム)は、なんの為に存在するのかと考えるようになってしまいました。何をするにもモチベーションが大切だと思うのですが、勝利を目指さないチームは何を目指して活動したらよいのでしょうか。
岡田卓也選手 : なんで僕が部活は楽しければいいじゃんって言えるかというと、小学校(のバスケチーム)が強くて中学の時は弱くて、高校が県(大会)のベスト8止まりで、大学は一番強いチームだったけど僕は2軍(日体大は1軍から7軍まである)で、色々な立場を経験したからこそ部活は楽しむのが一番だって思えるんです。僕は定期的に獨協医大にバスケを教えに行っているんですけど、彼らには「おまえらは医者になるんだから、バスケはやるときだけ集中すればいい」と言っています。彼らにとってのバスケ部の活動は、強くなって優勝を目指すことではなく、彼らの気分転換の場であれば良いと思っているんです。でも彼らはその時間だけは我武者羅にバスケに集中します。それが彼らにとっての自己鍛錬になっているからなんです。
編 : ところで試合前って緊張しますか。
岡田卓也選手 : 緊張しますね。
編 : 緊張しない良い方法ってありますか。
岡田卓也選手 : 準備運動が一番大事です。試合前のウオーミングアップでは滅茶苦茶走らせます。そうするとメンタル的にやられるので緊張していることを忘れてしまうんです。それに体が出来上がっているので試合への入り方も良いんです。イチロー選手のように成功している選手は、ウオーミングアップをとても大切にしていますよ。
編 : ということは、ウオーミングアップも含めて試合終了まで継続して力が出し切れるだけの体力をつけることも大切なんですね。
岡田卓也選手 : 走りこみのメニューがしっかりと出来てれば問題ないはずです。
あとはメンタルトレーニングという方法もありますよね。例えばずっと同じ音楽を聞きながらシュート練習するんです。そしてその曲を試合前に聞いて良いイメージを持ちながら試合に入るようにするという方法もあります。僕は試合前にアメリカの国歌を聞くと嬉しくて涙が出てくるんです。ここ(アメリカ)に来て良かったなって、試合で頑張れちゃうんですよ。
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