2008年07月15日
■ 第十弐話(2) 森善十朗選手 [ 極真空手 ]

「極真空手」という競技を皆さんはご存知でしょうか。極真空手とは、大山倍達氏が創設した空手団体であり、素手、素足で戦う武道空手です。今回のヒーローインタビューは、「国際空手道連盟極真会館」所属の、今のりにのっている注目選手。第23回全日本ウェイト制大会 中量級チャンピオンの 森善十朗選手にヒーローインタビューをいたしました。
5. 日本一になるとどのくらい嬉しいのか
編 : 森選手が今後戦いたい舞台はありますか。
森善十朗選手 : やはり、昨年出場権を逃した「世界大会」ですね。出場するのは当然として、日本選手の代表として活躍したいですね。
編 : ぜひとも、その活躍、楽しみにしています。ただ極真空手の世界大会は無差別級で行われると聞いています。試合前に怖いと思ったことなどは有りますか。
森善十朗選手 : やはり、倒されるのが怖いというのが本音ですね。試合前日、死んだらどうしようとか、ボロボロになったらどうしよう、とか結構よぎるタイプなんですよ。基本的に臆病なんですかね。
編 : それは意外ですね。では、勝負に負けてしまう「怖さ」みたいなものはどうですか。
森善十朗選手 : もちろんあります。前年度で準優勝した次の年の「体重別の全日本選手権」は「優勝して当たり前」という目で周囲から見られていましたので、あの時は本当に辛かったですね。その時は、負けてしまうと、自分で自分を否定してしまう気がして怖かったです。ただ、今は「負けは負け。次につながるステップ」と捉えられるようになりましたね。最終目標が世界大会というしっかりしたものをもてる様になったからですね。まあ以前は目の前の階段を一生懸命上るのに必死でしたからね。
編 : やはり選手として一番嬉しかった時は、体重別の全日本選手権で優勝された時ですか。
森善十朗選手 : そうですね。ただ、純粋に嬉しいというのとはちょっと違ったんですよね。小さな頃から、県で一番、日本で一番、世界で一番という夢があり、
高校卒業後に上京し、日本一、世界一になったらどれくらい嬉しいのだろうと考えていました。しかし実際に優勝してみるともちろん嬉しかったのですが、なにより、まずは、辛かった・苦しかった日々を思い出し、報われた、そして、その困難を達成できたという思いに対しホットしましたね。そして、優勝したあとに、日に日に周りの方々が喜んで下さり、それがまた嬉しかったですね。大げさかもしれませんが周りの多くの方も幸せになってもらえたという感じですね。
編 : しみじみと苦労、喜び、達成感が伝わってくるお話ですね。
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